池袋教室では、2020年8月末より、レベル分けという方法でそれぞれの生徒の所属を判別しています。
レベルは年齢や経験年数、技術の習熟度等によって振り分けられます。
各レベルにより受講可能なレッスンが異なります。
以下でレベル分けの基準と受講可能レッスンについてご説明致します。
【レベル0】
[受講可能レッスン]プレバレエクラス
2歳半〜3歳後半くらいまでの子供達のクラスです。
教師の指示を聞き与えられたイメージを想像したり、他の人の真似をしながら走る・手を叩く・座ったまま歩くなどの単純な動作や、保護者と離れてお友達と遊ぶ事ができるくらいのお子さんを対象としています。
音楽性を育て、バレエを通してマナーや協調性も身に着きます。
初心者で3歳の方は、基本的にこちらのクラスをご受講いただいております。
【レベルⅠ】
[受講可能レッスン]
Kidsクラス
4歳〜年長さんくらいまでのクラスです。
RADのシラバスクラスを受講される場合、このレベルはPrePrimaryクラスとなります。
【レベルⅡ】
[受講可能レッスン]
Kidsクラス/Juniorクラス
年長さん〜小学校1年生くらいまでのクラスです。
RADではprimaryのクラスです。
【レベルⅢ】
[受講可能クラス]
Juniorクラス/Basicクラス/バリエーション1/コンテンポラリー1
小学校1年生以上が受講できるクラスです。
このレベルから進級テストが始まります。
また、週4回以上のレッスン受講等、一定の条件を満たした生徒はコンクールのジュニア部門へのエントリーが可能になります。
【レベルⅣ】
[受講可能レッスン]
Basicクラス/Juniorクラス/Basicクラス/バリエーション1/ヴァリエーション2コンテンポラリー1/コンテンポラリー2
小学校4年生以上が受講できるクラスです。
このレベルからは、週に3回以上のレッスン受講をしていて、かつ身体の成長と技術の達成度を満たした生徒はポワント(トウシューズ)を使用してのレッスンを行います。
世良バレエ教室発表会でのソリスト候補になるのもこのクラスからです。
またレベルⅢ同様、週4回以上のレッスン参加でコンクールへのエントリーが可能です。
【レベルⅤ】
[受講可能レッスン]
Basicクラス/Juniorクラス/Basicクラス/バリエーション1/ヴァリエーション2/コンテンポラリー1/コンテンポラリー2
このレベルからは本格的にプロのダンサー・バレリーナ等を視野に入れたレッスンを行なっていきます。
この時点で、ショーダンスやテーマパークダンサー等のオーディションにも対応できる基礎力は身についており、バレエでの留学等も視野に入れ、それぞれの目標に向かってレッスンしていくことになります。
【レベルⅥ】
【受講可能レッスン】
Basicクラス/Juniorクラス/Basicクラス/バリエーション1/ヴァリエーション2/コンテンポラリー1/コンテンポラリー2
このレベルは、プロを目指すための最上級クラスです。
通常レッスンも受講しつつ、オーディションやコンクール等に積極的に参加していきます。
また、留学などの相談も個別でしながら、それぞれの目標に向かって具体的にサポートします。
レッスンクラスは、通常クラス・必須技能クラス・特別技術クラスの3つに分けられます。
それぞれ内容、受講可能レベルが異なります。
全てのクラスを受講する事で、高度な理解と、より早い技術の習得が可能になります。
レッスンクラスはこちらの週間スケジュールにてご確認下さい。
以下、それぞれのクラスについて簡単にご説明させて頂きます。
色分けされたクラスは、通常レッスンクラスです。
表記されているレベル以上の方は誰でも受講する事ができます。(ご自身のレベルより上のクラスを受講することはできません。)
プレバレエクラス
レベル0(2歳半〜)以上のクラス。
バレエを初めて習う幼児さん向けのレッスンを行なっています。
つま先を伸ばす練習や、リズム感を育てる勉強、楽しく遊びながら筋肉や柔軟性を高め、本格的なクラシックバレエを学ぶのに必要な技術を習得する、準備のためのクラス。
クラシックの音楽や、バレエ特有の身体の使い方を学ぶ事で、3歳・4歳からのバレエレッスンにスムーズに移行する事を目的としています。
Kidsクラス
レベルⅠ以上の生徒さんが受講できるクラスです。
少し筋肉のついてきたこのクラスでは、つま先をきちんと伸ばすレッスンや、指先を使った細かい動きの他に、想像力を使って様々な表現の幅を広げていきます。
バレエに必要な正しく美しく立つ力、音楽を聞いてカウントを理解しながら踊る事などを学び、身につき始める事で、単純動作から音楽に合わせて踊るという段階に入っていきます。
Juniorクラス
レベルⅡ以上の生徒さんが受講できるクラスです。
初歩的なバレエのポジションとテクニック、またバレエに必要な筋肉の使い方を学び始め美しく正しい姿勢で立つ事を身に付けます。
1年間で短い踊りを数曲1人で踊れるようになります。
Basicクラス
レベルⅢ以上の生徒さんが受講できるクラスです。
バーレッスン(バーに掴まって行う基礎的なレッスン)がこのクラスから始まります。
バーレッスンで基礎的な身体の使い方を学び、センターレッスンでバレエのステップ・回転・ジャンプなどを学び始めます。
この頃からバレエらしい動きが取り入れられます。
クラシックバレエの舞台などでよく目にするピルエット(片足で立って回転する技)の練習や、ジャンプの大技を習得するための基礎練習などを行います。
Standardクラス
レベルⅣ以上の生徒さんが受講できるクラスです。
このクラスでは、クラシックバレエの高度な技術を本格的に学んでいきます。
Basicクラスよりも更に複雑で高度な技術を学び、クラシックバレエで最も代表的な動きの回転を数種類、加えて様々なジャンプの足さばき、大きなジャンプも学び始めます。
また、一定の条件を満たした生徒は、トウシューズを使用してのレッスンも始まります。
【入門クラス】
このクラスは、大人入門〜初級レベルが対象のクラスです。
週に受けるレッスン回数を増やしたいなどの理由で希望する生徒は受講する事ができます。
レベルⅢ以上の生徒が対象です。
必須技能クラスは、通常クラスにプラスして受講する事で技術の理解や習得スピードが格段に上がる為、全ての生徒さんに受講をお勧めしております。
【ヴァリエーションクラス(表記:Va)】
Va1/Va2と表記されたクラスはヴァリエーション(※)を学ぶクラスです。
コンクール出場には必須のクラスです。
ヴァリエーション1はレベルⅢ以上
ヴァリエーション2はレベルⅣ以上からそれぞれ受講可能です。
ヴァリエーション2では基準に達した生徒はポワント(トウシューズ)を使用してのレッスンを行います。
【コンテンポラリークラス】(月1回開催)
コンテンポラリークラスでは、クラシックバレエでは触れる事のない身体の使い方や表現方法を学びます。
近年のバレエコンクール等ではコンテンポラリーダンスが必須科目になっている事がほとんどです。
また、クラシックバレエだけでは学べない自由な身体の使い方を身に付ける事で、テーマパークダンサーや劇団四季、宝塚歌劇団など、様々な分野で活躍する応用力のあるダンサーを目指す事ができます。
【ピラティス・ストレッチクラス】
ピラティスクラスはレベルⅣ以上が対象のクラスです。大人の方も受講可能です。
ピラティスはバレエととても相性の良い筋力トレーニング法です。
ストレッチと合わせて行う事で、バレエに最適なしなやかで柔軟な筋肉を付ける事ができます。
あまり知られておりませんが、クラシックバレエにはかなりの筋力が必要です。
基礎的なレッスンだけでは、高くあげた足をキープするアダージョや、数分間休みなく踊り続けるヴァリエーションやパドドゥに耐える事ができません。
毎日の筋トレも効果的ではありますが、このピラティス・ストレッチクラスを受講していれば、個人差はありますが、バレエに最適な筋力を最短で身に付ける事ができるため、家での筋トレは必要とせず、ピラティスと日々のレッスンのみで筋力を維持する事ができます。